2020 NPO虹のかけ橋 の チャレンジ!

SDGs  って なぁ~に?      「JOB STORY」より引用

SDGsは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」のことよ。

SDGsと書いて、「エス・ディー・ジーズ」と読むの

噛み砕いて説明すると、「世界にある課題を、世界で解決するための目標」といったところかしらね。

SDGsは2015年に採択されたわ。当初はほとんど注目されていなくて、地味な感じでやってたの。

でも、事件が起きるのよ。

2017年に開催された「ダボス会議」という政治経済のリーダーズ会議があるんだけど、知ってる?

そこで「SDGsに取り組むことで12兆を超える経済価値と、

3億8,000万人に雇用が創出される」という推計が発表されたの!

 

12兆ドル! 日本円にして1,200兆円!
※1ドル=100円の場合

 

SDGsへ取り組むことが経済的にプラスになるなら、

企業も取り組まないわけにはいかないと言われているの

これから就職活動を始める学生なども、

入社後にはSDGs何らかの形で関わることが多いんじゃないかしら。

だから、今後は就活においても、SDGsは重要ワードになるわね。

SDGsは、社会的なイメージにも影響を及ぼすものになってきているの

「SDGsに取り組んでいる」というだけで、世界へのビジネス展開もしやすくなるわ。

一方、取り組んでいなければ「社会的責任を果たす意欲がない」と、

マイナスイメージを与えてしまう可能性がある。

会社の経営、ブランディングにも大きく関わってきているのが、

SDGsなのよね。

1. 貧困をなくそう
2. 飢餓をゼロに
3. すべての人に健康と福祉を
4. 質の高い教育をみんなに
5. ジェンダー平等を実現しよう
6. 安全な水とトイレを世界中に
7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8. 働きがいも経済成長も
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
10. 人や国の不平等をなくそう
11. 住み続けられるまちづくりを
12. つくる責任 つかう責任
13. 気候変動に具体的な対策を
14. 海の豊かさを守ろう
15. 陸の豊かさも守ろう
16. 平和と公正をすべての人に
17. パートナーシップで目標を達成しよう

 

一応2030年までの達成目標だけれど、急いで対策しなければいけないものもあるの

中でも環境問題、地球温暖化は早急に対策したければいけない課題よね。

だからこそ、一般企業や市民のサポートは本当に欠かせないのよ。

3年連続の記録破りの豪雨・・被害をもたらす人工林について 考えてみましょう!

流木20万トン超…なぜ大量の木々が流出?                  林業の悪循環、防災に影 人工林管理、行き届かず              2017年7月18日(火) 11:14配信 西日本新聞

上流域から根が付いたままの巨木が流れ、集落を襲った=12日、福岡県朝倉市杷木林田

 福岡県と大分県の豪雨水害は、土砂崩れによる大量の流木が被害を拡大した。被災した集落には根が付いたままの大木が広範囲に横たわり、人工林のもろさを印象づけた。一帯は林業が盛んな地域。流木の原因をたどると、日本の林業が克服できていない課題に行き着く。

 

 福岡県朝倉市の杷木林田地区。安否不明者の捜索現場のそばに、流木が山積みになっている。5日の豪雨では、上流から流れてきた木々が橋桁や欄干に引っかかり、そこに土砂がたまって川があふれた。

 

 中には直径50センチ、長さ10メートルを超える大木もある。枝はなく、樹皮は剥がれている。土砂とともに流れる間にぶつかり合い、丸太になったとみられる。福岡県の推計によると、朝倉市と東峰村の流木は少なくとも20万トンを超える。

 なぜ、これほど大量の木々が流出したのか。地元の林業関係者や専門家は複合的な原因を指摘する。

 朝倉市や隣の東峰村の山あいは、地表の近くに花こう岩が風化した「まさ土」が堆積しており、大量の水を含むと崩れやすい。

 そこに植えられたのは、根を深く張らない針葉樹のスギやヒノキ。種子から成長する場合は深く密集した根を張るが、人工林は挿し木から育てるため、根は浅く、密度も低い。木を真っすぐに育てるにはある程度密集させるため、根は広がらない。

 今回は短時間に記録的な雨が降り注ぎ、地表面のもろい地層が木々と崩れ落ちる「表層崩壊」が同時多発的に発生した。面積の86%が山林で、スギの人工林が多い東峰村の渋谷博昭村長は「国策で植林したが、今は伸び放題。雨が降るたびにおびえなくてはならない」と苦境を訴える。

 

「木材の価格が安すぎる」

 

 流木や倒木による災害は5年前の九州北部豪雨をはじめ、何度も起きている。その背景には、長く続く林業の悪循環がある。

 

 国は高度経済成長期の木材需要の高まりを受け、全国で植林を推進した。スギの人工林はその象徴だ。木材輸入の自由化、木造住宅の需要低下などの影響で、1980年代以降は国産材の価格が低迷。伐採期を迎えた木が半ば放置されている地域もある。

 今回の被災地の林業関係者も「木材の価格が安すぎる」と口をそろえる。スギ(中丸太)の価格は、1立方メートル(直径50センチの材木4メートル分)当たり1万円強。ピークだった80年の3割程度まで下がった。

 価格の低迷は、林業従事者の減少に拍車をかけた。国勢調査によると、60年は44万人だったが、2015年は5万人を割った。高齢化も進む。

 人工林は木が真っすぐ成長するように、数年おきに適正な間隔を空けるための間伐が必要だ。シダやササの下草が生えやすくなり、表土の流出を防ぎ、保水力を高める効果もある。だが林業従事者の減少で間伐が行き届かず、樹齢40年以上の木も残されている。

 人手不足を補う機械化に合わせ、森林に重機が通れる作業道が整備されたが、朝倉市の林業関係者は「雨水が作業道に流れ込んで川や滝のようになり、倒木や土砂崩れを引き起こす一因になった」とみている。

 林野庁は流木災害の構造や減災対策を探るチームを初めてつくり、近く現地を調査する。治山課は「被災地域は林業が盛んで、森林の手入れをしていたので、このくらいの被害で済んだとも言える」との見方を示し、流木を止めるくし状のダム(スリットダム)の設置などを検討する方針だ。

 東峰村の渋谷村長は、森林が下流域の水源を養い、川から海に栄養を与える機能があることを強調。「植林を推進した国は現状を改善する手だてを示してほしい」と要望する。
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●防災の観点で森林整備を

 

 九州大大学院の久保田哲也教授(森林保全学)の話 今回は樹齢40年を超えた大木が、豪雨に耐えられずに倒れて被害を拡大させた。一斉に植林すると、根の深さがそろってしまうので、根の下の地層が弱くなってしまう。

 

 いまさら拡大造林の失敗を指摘しても始まらない。国はこれを機に、産業としてではなく、防災の観点で森林整備に取り組むべきだ。伐採した後は自然林を育て、危険箇所には治山公園を設置するなどの対策が必要。そうしなければ同じ惨事を繰り返す。
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西日本新聞社

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    神余真菰庵

 (かなまりまこもあん)

2012年若杉ばあちゃん事、若杉友子さんのマコモ料理教室で、真菰(まこも)と出会い、デトックス効果が高いことを知る。「日本を救うために、真菰を広めて欲しい」との言葉を頂く。

2013年3月福島の子ども達のために、若者達と休耕田を開拓し、神余の里からの湧水だけで真菰作りをスタ-トしました。